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2012年1月

2012年1月29日 (日)

8と宿題

寒い。寒いよ。nabeさんに誘ってもらわなければ、定刻に8に行く気力も無かったろう。

家出る際は恐らく0℃。「何を0℃くらい。こちらはマイナスだ」とのたまう京都の諸君。いやいや、コレが体感的に違うんだ。京都は「底冷え(これも大概だが)」に対し、こっちは「伊吹おろし」で常に風が吹いている状況(まっちゃんに教えてもらった)。ナルホド帰りの庄内川の河川敷を走ってたら、遠くに見えている伊吹山から風が向かって来てるではないか。その山の頂にはしっかり雪。キンキンに冷えたのを送り込んでくれているようだ。

そんな“吹きっさらし”の中、なかなか平地移動は身体が温まらない。ソコソコの速度で移動だから、ますます“空冷”される一方。指先が痛い。

集合場所にはnabeさんと2人。そのままいつものコースに入る。お互い本業が忙しい時期なので、頑張りはするもののパフォーマンスはいまひとつ。登りも追い込みが出来ない。下りは楽しさに任せて路面状態のよいSTをビュンビュンと。

尾根筋まで上がって、工事していたSTもどうなってるかな、と少し入ってみるが、やっぱり作業中。そこは止めてロング方面をひた走る。nabeさんに先行してもらい、29erにぶっちぎられない様、さっきまでの登坂に割けなかった力を振り絞る。

一気に奥の自販機、そこで小休止したら帰りのジープから後半のSTへ。

木々に囲まれるSTでは風も無く、アップダウン繰り返すと身体がポカポカになる。調子良く根や岩の多いアップダウンのエリアへ。その登り返しで、根の張り出しがあるところに差し掛かった時、後ろで「がしゃん」と鈍い音が。振り返ると道の上にnabeさんだけがうずくまっている。すぐに駆け寄ると自転車は道の下の雑木溜りに。彼曰く「自転車だけは下りたかったみたい」だそうだ。人は打撲+(ウェアの中で)擦過傷か?という感じだった。ご本人は大丈夫との事でそのまま走り続ける。

うねり根の登坂はまた成功しなかったが、ジェットコースターからV字を下り、ご馳走様でメニュー終了。

しゃべる自販機の手前でまっちゃんと会って、暫く東屋?で休憩。それぞれ今日の走りをもって「どげんかせんといかん」的な結論になり(今更?)、もっと追い込まないかんね、と言うだけ言って解散。

それぞれの帰途についたが、私は妙にその言葉・・・「どげんかせんといかん」が気にかかり、前回あの人に適わなかったナンジャの登坂、「がんばっとかなイカンのじゃね?」と自分を鼓舞し、登り始めた。しかし、身体は正直で明らかに前より踏み込み遅いし、気持ちも相手がいないとギリギリまで追い込めないが、止まることなくピークまで。

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(ジープの激坂登坂2発、加えてSTの激坂1発(=共にインナー×ローでギリ程度)の最後に現れる直径15~20cmほどの丸太。結構へばっているタイミングでフロントのリフトアップで越えないといけない。そんなシチュエーションでも京都の29erライダーなら当然「楽勝」だろうけどね

あとは下りST。いつものように重心意識を持ってゆっくり丁寧に。

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(途中の俯瞰できるところから)

「ナンジャ1本走った程度でどうよ」と言われそうだが、やり残してた宿題終わらせた感的な達成感だけは味わえた。今日のトコロは許してよ。・・・ってな休日でした。

2012年1月28日 (土)

650Bかぁ。

昨晩は仕事終わってへ。オーダーしていた部品を受け取りに。そこで昔話に花が咲き(良くあることだが、何せ私も相当古株だからな)気がつきゃ名古屋に戻る電車はラスト1本。駅までめっちゃダッシュしたわな。

そこで話題(教えてもらった)になったのがこの手の話。

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(bycycling.com当該記事より)

私も帰ってググってたどり着いたところがこの記事。読む人は心してかかってくれ(かなり長文だぞ)

内容を詳しく述べる事はここではしない。じっくり堪能して頂戴。ただ、この流れは最近急に始まったことではなさそうだし、名だたるメーカー・ブランドが何かしらの考えを持って既に動きだしているということ。

また3年ほど経ったら、みんなの自転車がコロっと変わってるかもね。またその中で一人、時代遅れなオッサンがしつこく従前フォーマットの機材に乗ってるんだろうな。

2012年1月25日 (水)

JMAより暫定カレンダー出た!

来たねぇ。

2012

やっぱり前々回の記事に近いもんやったね。=上の絵はJMAのサイトでちゃんと見てね。

4月1日 J2緑山

5月20日 J3吉備高原

7月28~29日 J1白馬さのさか

くらいかな、さらに顕在化したのは。・・・リークでは聞いとったけどね。

けど、ちょっと待てよJシリーズ。Jが1つ、J1が2つ、J2が3つ、J3が2つだと?昨年のXCO全14戦と比較して何この数。白馬以降秋に向けて何も見えてない?

まさかコレで終わりって訳ねえよな?例年のポイント評価方式だとJからJ2まで全部出ないと6戦にならんじゃん。いや、多分富士見の「内容未定」欄がJ1になるって・・・なってくれよ。

2012年1月23日 (月)

何もしとらんよ。

週末の皆さんの過ごし方拝見してると・・・山に行った人も、堺のCXで戦ってきた人も、それぞれ楽しんで来られたようで。

私は金曜、部署の“遅い”新年会(メンバーが集まれる日がソコしかなかった)を珍しく遅刻し、翌土曜日はガッツリ17時までシゴト、その後「家の用事」で自宅まで。久しぶりに帰省に新幹線使ったが、早いね。いつも高速バスで3時間程度をかけ名古屋~京都間を移動しているのに、「のぞみ」に乗りゃ40分かからんのやね。席に座ってウトっとしたらもう『まもなくー京都ぉ~』のアナウンス。楽だわ・・・その分、きっちり料金は倍以上だけどね。

予報では金曜は止むと言ってたが見事に裏切られ、土曜もほぼ終日名古屋は、京都に帰ってからも。どうせ乗れないんだし・・・と天気に転嫁して日曜、用事を終わらせれば午後から晴れてきたがじっくり出掛けられる間も無く、家でだらだら。夕刻になり、『時間です』と急かされるように予約した名古屋戻りの高速バス(帰りはお金がもったいないので)の出発に合わせて玄関を出る。そしてすっかり暗くなったバスターミナルから京都のシンボルタワーを見上げる。

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(京都タワー。観光客の皆さんは駅正面からこぞってカメラを向けている。BTからのアングルはあまり良くない)

そしてその約3時間後くらいに名駅に戻ってる。いつもの帰宅ルーチンの軌道に戻った感じだ。

家に居る間の僅かな時間にWEB流したが、これといってMTBがらみのトピック見つけられず。今一番の関心事はJを筆頭としたレースカレンダーだが、その手のサイトは変化無し。唯一UCIのトップページが「感じ変わった」くらいかな・・・。でもMTB関連の記事は無い。

やっぱり今「熱い!」のはCXだな。すまないね、ノーMTBで。

2012年1月19日 (木)

2012年前半のレース予定は・・・(仮)

自分の出たいJシリーズ、XC関連を中心に調べてみた。まだJMAからオフィシャルな発表は無い(2012年1月18日現在)。主な運営とか団体とかが公表しているのをまとめると、

4月8日 J3浜松(カンモーさん) 

4月15日 J2菖蒲谷(龍野MTB協会さん)

5月6日 J1高島(846さん)

5月27日 J八幡浜(UCIカレンダーより)

6月3日 全日本選手権・富士見(UCI・JCFカレンダーより)

6月17日 J2木島平(846さん)

てなとこ?

J2菖蒲谷については4月8日とか書いているところもあるけど、龍野MTB協会さんの予定に4月15日って書いてあるからそっちじゃないかな。

J八幡浜は手がかり無し、だけど、4年前の北京五輪の時の状況を聞いたりしてそうじゃないかな、と思ってたが、UCIのサイトにはUCIポイント対象のレースとしてカレンダーに日程が上がっていた。

全日本(これは出ない・出るような身分じゃないね)はJCFの2012年カレンダーに掲載済、846さんのカレンダーにはJ1高島とJ2木島平は発表済。J3浜松もカンモーさんサイトに上がっている。

そのほか、4月に緑山MTBフェスがあるって浅沼商店さんサイトにあるが、J2とかの詳細は明記されていない。5月にJ3の岡山吉備、7月にJ1白馬・・・未確認だわ。

早くはっきりして欲しいなぁ。・・・まだ早い?確かにそうかも。じゃ何で焦ってる?・・・カラダを仕上げなきゃいけないから?・・・そんな高いレベルのアスリートじゃござんせん。

ただただ「お金の問題」です。

エントリーフィーから旅費から消耗する部品代まで、ぜーんぶ小遣いの範囲内でやらないかんオトーチャン連中の一員としては、早く「ゼニ」の段取りつけんといかんのよ。

休みが確保できたとしても、全部出られるほどブルジョワではないので、取捨選択して年間6戦分を捻出しないかんのだよ。正直同じ月(というより、給料日~給料日の間に)に2回も試合があるのは勘弁してほしいわ。

具体的に言えば、八幡浜-木島平のラインは同じ給与スパンの中で大型遠征2回となるので、この組み合わせは無理(恐らく八幡浜のみ)。それでも八幡浜は特別に遠く、コストがかかるので翌々月末(7月給与前)までの試合は出場できんな。

あ~頭痛いわ。

2012年1月15日 (日)

賑やかな8

寒いけど、久しぶりに皆さんの顔が見れて良かった。nabeさん、モコリさん、oh!ハシ君、まっちゃん、SWD君、まなちむ、そして最後にカツラさん。

あんまり時間の無いoh!ハシ君を先頭に、ゲストSWD君を連れまわすというコンセプトでスタート。まずコンクリ登坂では皆がゆったりだったんで仕掛けてみる。先週の事を思い出し“仮想○○(人名を入れてください)”を自分で設定、セガラリーよろしくゴーストカーを追う気持ちで駆け上がる・・・でも追いついた気はしなかった。

ジープを登り、ポジションが入れ替わり立ち代り、ロデオでも思い思いの位置に。昨日セットアップしたフォークの動きを確認しつつ、広場に降り、尾根に向かって再登坂。ここでは“モコリオニ”が出没するので、肩を掴まれ引き摺られないように、横を通過する際はダッシュで登る必要がある=これが結構脚に来る。

登ってから小休止。

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そのまま“ロング”へ進路を取り、29er最速コースをnabeさん生き生きと走る。負けじと追うが、姿こそ捉えられるが届かない。幸い、昨日施したサスのセッティングはドンピシャなのでこの部分を機材のせいにはできない。“ゴロゴロ石”から一旦止まるかな、と思ったが一気に“急坂スイッチ”に突入、oh!ハシ君とnabeさんはさっとクリアして降りていく。私も今日は成功。折角なんで後続を写真に撮ろうと少し下でカメラを構えるも、捉えられたのは3人。

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(まっちゃん。すまねケツになってもた)

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(モコリさん。ポーズ前にシャッター降りてしもた。妙にマジ?)

Swd

(楽しそうだぞSWDくん)

降りてから九十九のアスファルトを登り、“奥の自販機”へ。ここに来ると何か仕掛けたいnabeさん、oh!ハシ君と“手放しスプリント”で面白い絵を提供してくれる。なぜかSWD君と私が立ち漕ぎでスプリント。同じ歯か?刺しきれなかった。残念。

自販機で暖かいのを補給、oh!ハシ君とまなちむはここまで。オッサンだけが残る。この後はやっぱりSTってことでジープを戻る。このジープ最近単車多いな、という話をしてた矢先、その単車のグループに遭遇。結構入ってきているな。

STに向かう分岐でモコリさんお別れ。残り4人はST入り口まで移動、さっき休憩したばかりなのにベンチでまた休む。実のところ脚は結構来てる。どっかと座ってしまうと再出発が億劫になるので、気持ち切り替えSTへ。

まー心地良い感じ。前のnabeさんも泳ぐように走る。私も自転車が調子いいのでヒラヒラと。そして私のリクエストだった激坂登坂チャレンジが始まる。

KWになってからまだ登りきったことがないポイント。急勾配で路面がバサバサ(特にここ最近のドライだと余計に)、途中に石や根のハザードあり、グリップをいかに確保するかが課題。私は結果2回トライするも、もう少しの所で撃沈。他のメンバーのトライを見守る。(下の写真、正面から撮ったからまるで“平地”だが、インナー×ロー位の坂としてみてね)

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(nabeさん2回目)

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(SWD君2回目。この1mほど先に難儀な根がある。そこでアウト)

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(nabeさん3回目。勢いからするといけるか?だったが、私が邪魔した?)

その後STをスイスイ。一旦広場へ出て、再度ST突入。ここはいつものように“狭い”“掘れてる”“根が強力”な所。ゆっくり目にこなし、後半のアップダウンSTへ。ここが始めてのSWD君、速度が出やすい場所なので彼のサスをちょっといじる。その時ひょっこりカツラさん。これでまたグループの平均年齢が上がる(失礼っ)

ここもサスがしっかり仕事するんで快適。最後のV字も少しアプローチを変えて進入するとあまり恐怖感も無く(ま、ドライだからな)その流れで“大暴れゾーン”から溝をこなして締め。その後“しゃべる自販機”まで戻り休憩。後続のグループも続々?と追いつき、結構MTB入ってたんだな、と実感。

さて、ここからSWD君連れまわし第2弾、ナンジャ。ここはカツラさんも合流されたことだし、是非私もチャレンジしたい所。5名が次の山に向かう。

下草も刈ってあり、完全ドライな急斜面。激坂練習にはもってこいなのだが、ここはかなり激しく消耗する。「行ってよ~」と他人事なnabeさんの声を皮切りに私、カツラさん、まっちゃんが出る。初めの急勾配は私が先頭だったが、九十九の路面が悪く(ガレガレなのだ)なる所でカツラさん前に出る・・・が石に前輪取られて足をつく。その間に引き離そうと思うが、実は脚は一杯×2。もう一回の折れで少し勾配が緩む瞬間に刺された。その後は1枚歯が違う時間帯があり、5車身位離されたらその後追うも同じ速さで縮まらず。~負けました。

ピークで少し休み、少し下って最後のST、激坂登坂。ここはグリップは良いので、状態を我慢できるかどうかと、激坂最後にある倒木をフロントのリフトアップで越え、最後まで足を付かずに行けるかがポイント。コイツはトレールライダーたるもの、意地でもクリアしなければならない。果たして・・・イケました。もう最後の力使った感じやね。

次々とギリで上がってくるメンバー、倒木をクリアしたのはあとnabeさんだけ。

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(誰か手前から押して来ました。少し下に倒木あり)

後は狭いSTを荷重意識でゆっくり下る。最後の池に誰かはまるというハプニングも無く(危ない人はいましたが)、ナンジャ終了。

さあ、後は下ってコンビニだな、と思ってたら、SWD君が元の集合場所に車を置いているということで、戻ることに。・・・えっ?皆戻るの?再登坂?・・・結局STに沿って走っているジープを再度さっきの標高まで上がり、登ってきたジープを下るハメに。流石にさっきで使い切った感のある脚、例の3人、今度はカツラさん先頭で上がるもそのまま千切られ、途中からまっちゃんに水をあけられ、その間が詰ることなくピークへ。あかん。ヘロヘロや。

ピークで後続を待ってるとnabeさん、「何もしゃべっとらんな」って、本気でエライ(しんどい)んですわ。・・・5人揃ったところでトレインでゆっくりジープを下り、幹線にでて解散。カツラさんと同じ方向に帰るが、そこから1つ丘を越えてからお別れ。やっぱり今日も適わんかったなぁ。

帰りはなるべく平地をたらたら。家に着いたら早速ハムが攣った。

2012年1月14日 (土)

(お手抜き)FLOAT100 Fit Remoteのバスオイル交換

他人様のフォークの理屈を述べてる間にも、実は自分のフォークも動きが満足できていないこの頃でした。少し気になっていたウワサ2つあったので、今日は思い切って整備デイ。今回はバス(bath)オイルの交換。スタンチョンとボトムケースの潤滑部分の油ね。

例の如く手順を。念のため毎々書くが、これを参考にして作業される場合は貴殿の自己責任です。お約束でね。

準備するもの。詳しくはこちらのF80の手順で確認していただきたいが、今回はシンプルにバスオイル、FITカートリッジ版なんで至って少ない。

道具=5mm・4mm・3mm・2.5mm・2mmアーレンキー、10mmソケットレンチ(ドライバ)、プラハン、オイルパン、計量カップ、スポイト、ウェス(多め)

消耗品=FOX純正フォークオイル7wt、クラッシュワッシャー、グリス類(適宜)

【分解編】

①自転車本体からフォークを外す。今回は「お手抜き」なので、なるべく作業工数を減らす為、Remoteユニットは外さず。KWの場合、5mmのアーレンキーでトップキャップ、ブレーキキャリパー、4mmでステム、3mmでロックオングリップとRemoteレバーASSY、2.5mmでブレーキケーブルマウントを外す。

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(「獲った(取った)どー」。この機会にきれいに拭いておこう)

因みに、私がフォークを外した時、残りの本体の保持にはこんな手を使っている。

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(フロアポンプ&フレーム&ステムを養生テープ巻き。当然リアはスタンドを掛けている=コレは作業中にぶつからない場所に置いておく、と言うのが前提ね)

②まずサスポンプを使ってエアチャンバーの内圧を落とす。一気にエアバルブ(ムシ)の所を押して空気を出してはいけない。一緒にエアチャンバー内のFluidまでが飛び出すので。コレは前も言ったな。するとフォークは徐々に縮みだす。

③リバウンド調整ノブを外す。・・・とその前にダンパー調整ノブ類は“全開放”ね。

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(刺さっているのは2mmのアーレンキー。ここはイモネジを抜くのではなく、緩める程度。暫くすると赤いノブが“ころっ”と取れる)

③ボトムケースのロックナットを外す。

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(刺さってるのは10mmソケットドライバ。ソケットレンチのような強トルクを掛ける工具じゃ無くても、ここは簡単に緩む=逆に言えば締める時はオーバートルク厳禁!)

なお、ロックナットは一旦外してしまうこと

④プラハンで叩いてダンパーシャフトを押し込む。

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(この状態にして、ソケットを嵌め込み、プラハンで叩く。以前ロックナットを逆さまにして叩く、、というのを紹介したが、最近のモデルはリバウンド調整用シャフト芯が長いのか、あまりに浅くしかナットがかからなかったので止めた)

一行程前と関連するが、このロックナットの状態はクラッシュワッシャーを外した状態で行うこと。 ロックナットを途中まで緩めた状態でそのままこの位置に持ってきて叩くと、ネジ山にクラッシュワッシャーが食い込み、取れなくなる。

⑤エアチャンバー側も同じ手順でロックナット取り外し→シャフト押し込み(叩き込み)を行い、両端ともボトムケースの中に埋まったら、ボトムケースをゆっくり引き抜く。

⑥ボトムケースは完全に抜かず、途中で止めて底の穴から油を流す。

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(オイルパンで受けてね。この油の状態は良い。というか汚れてない。水と泥と混ざると乳化した黄土色みたいなのが出てくる)

⑦油の出るのが収まったらボトムケースを完全に抜く。そして残りの油を吐き出させる。

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(エアチャンバー側。内側に黒い蓋状のものが見えるが、これはネガスプリングの受けのプラスティック。コレが邪魔してこの中の油が抜けきらないので、シャフトを押し込み、逆さ(フォークで言う正立)にして油が垂れてくるのを待つ=結構面倒くさい)

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(ダンパー側。奥に禁断のFITカートリッジが隠されている。そのメンテナンス方法は・・・ひ・み・つ!)

⑧暫く(30分ほど)放置する。

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(こかさん(=倒さない)ようにね。廃油は地域のルールに則って廃棄です)

ここでウワサは1つ消えた。それはOE製品(もしくは完成車付きの商品)の中には規定量のオイルが入っていない、という話。正確には測ってないが、問題ないレベルの油量だったと思う。

ここまでで作業時間約1時間。

【組立編】

①フォームリング(スポンジ)に注油する。今回ダストワイパーを外さない(お手抜き)なのでスポイトを使う。

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(計量カップにフォークオイルを取り、スポイトで吸う)

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(ダストワイパーの内側にあるざらざらしたのがフォームリング。ウワサどおり油が少ない状態だ。もうひとつのウワサOE製品(もしくは完成車付きの商品)の場合、“油落ち”になっているケースが多い、という話。ダストワイパーもカラカラ。フォームリングが湿っているのは、購入直後に私が意図的にフォークを寝かしたりして下からの油を流したことによる)

フォームリングにはヒタヒタになるまでフォークオイルを注油、加えてダストワイパー内側にもオイルを塗っておく。

②ボトムケースを嵌める。気を付けなければいけないのは、真っ直ぐにスタンチョンを挿入する、って事。ナナメに入れるとフォームリングを引っ掛ける時があり、最悪それを切ってしまうことがあるから要注意。「入らない!」と思ったら初めからやり直し。

③ボトムケース底穴からゆっくりフォークオイル注入。

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(計量カップでね。このモデルの場合、左右とも20ccずつ)

④ボトムケースを押し込み、左右それぞれのシャフトを露出させ、新しいクラッシュワッシャーを添えてロックナットを締める。

⑤数回ポンピングした後正立させ、規定圧までエア圧を上げ、フォークを標準肩下寸法まで伸ばし、単体で数回ストロークさせて正常に動くかチェック。

⑥後は逆手順で自転車に組み込み、各部品の取り付けと締め込みを行う。

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(できあがり。組立開始から1時間程度)

・・・うーん。「シルキー」だ。このストローク感。FOX Factory Tuneはこうでなくっちゃ。

そうそう、本題に直接関係無いが、気付いた点。

・BR-M785キャリパーはセンターが出しやすい。

785

(前から気付いてたが紹介できてなかった。この“継ぎ目”がキャリパーの真ん中なので、ローターとのセンター出しが狙いやすい。意図的な意匠なのかな)

・KWのヘッド中にはちゃんと芯があった。

Photo_15

(他のカーボン車は知らんが、直接フレームがヘッドパーツ受けてると思ってた。このアルミ?芯が下まで貫通しており、下ワンから上のカバーまで繋がってる感じになってる)

コレでフォークは思うような動きになったし、新たな発見あったし、今日の午後は有意義だったね。=実は昨日風邪菌を貰って来てしまい、朝まで寝込んでたのだわ。

2012年1月12日 (木)

移籍ネタ見落としてた!

あさとん兄弟(ダン・アサートン、ジー・アサートン、レイチェル・アサートン)がコメンサルからGTへ移籍・・・このネタは前からリークしてて、やっと正式にプレス発表あったとか。・・・この話じゃない。

あのレネちゃん(レネ・ベイバーグ、Specialized Factory Racing)がいつの間にか移籍してた!→昨年末の話らしい。上記のGTネタから繋いでいったら、「GT Skoda Chamonix Teamに移った」って話にたどり着いた。慌てて「I_AM_SPECIALIZED」に行ってみると・・・レネちゃん載ってねーっ!

あさとん兄弟のGT Bicycles(=UCI ELITE Mountain Bike Team)とは別だが、そのチームのサイトに行ってもまだunderconstractionなのか、詳細分からず。ケガとかしてなかなか昨シーズン振るわなかった彼女だったが、心機一転がんばってくださいな。

そうそう。幸平選手はいつ「I_AM_SPECIALIZED」に載るんやろね。

2012年1月10日 (火)

2012年 Mountain Bike World Cup カレンダー

久しぶりにUCIのサイト見たら、今年のワールドカップ日程上がってた。

メインスポンサーがNISSANからROCKYROADSに変わったのは知ってたけど。

3/17-18 Pietermaritzburg (RSA)  XCO / DHI

4/14-15 Houffalize (BEL)  XCO / XCE

5/12-13 Nove Mesto Na Morave (CZE)  XCO / XCE

5/19-20 La Bresse (FRA)  XCO / XCE

6/02-03 Val di Sole (ITA)  DHI

6/09-10 Fort William (GBR)  DHI

6/23-24 Mont-Sainte-Anne (CAN)  XCO / DHI

6/30-7/01 Windham (USA)  XCO / DHI

7/28-29 Val d'Isère (FRA)   XCO / DHI

9/15-16 Hafjell (NOR)  DHI

私が最近のWCにハマって数年、新しく聞いた会場が3箇所あるね(私が知らんだけかも)。今年からXCE増やすよ、って情報あったとおり、3戦ある。

しかし、すげー前倒しなスケジュールやな。ロンドンオリンピックが7月末~8月にあり、その中でMountain Bike Competitionは8/11-12が本番って事で、それまでにXCOは全て終わらせてしまう訳ね。忙しいなあ。

開幕も昨年(例年)の4月末から一気に3月半ば、南アフリカだからかえって暑いか?ほんで4月でベルギー、暖かいんやろか?5月にチェコ、フランス・・・。6月はひどいな。DHIが月内に4戦!その月に調子良かった選手&機材で殆ど年間王者の方向が見えてしまう。そしてオリンピック終了後は寂しいなぁ。ネタ無いやん。DHIのチャンプ争いがもつれてたらまだ面白いけど、消化試合やったら盛り上がらんなぁ。

そや、Sea Otterは今年も例年に倣って4月半ば(4/19-22)、ここで新型がどっさり出るハズやけど、既にWCでは2戦消化してる。どうだろ、ある程度新型をWC前半から投入して熟成させるか、オリンピックで「ドーン!」なマシンを魅せつけて来るか。それぞれの思惑を考えるのも一興やね。

マニア過ぎる?いやいや、XCフェチならこんなの普通。なあに、プロ野球開幕までにキャンプや選手の動向を逐一スポーツ新聞でチェックしてるオジサンらと何ら変わらんよ。後はどんなチームが登録されるのか(UCI “Elite” Mountain Bike Teamは発表済)、具体的にどのチームにどの選手が入ったか見るのが楽しみやね。

2012年1月 9日 (月)

(おまけ)SP社 REBA 29 BRAIN(90mm)のセッティング案

極めて限られた方に発信します。

Sj_exp_carbon29

(コレ乗ってるひとね)

ここんとこ寒いんで、改めて初期設定を見直しておきましょう。と言うことで、めちゃ基礎な話です。「そんなんわかっとる」な場合はご容赦を。

【準備】

①自転車を寒いところに暫く放置しましょう(玄関先など)・・・暖かい部屋だとダンパーオイルは柔らかく、チャンバー内のエアは暖められますので“春”な環境のセットアップとなります。今は冬です。+壁際に置いておきましょう。

②メジャー(又はものさし)、エアポンプをご用意。

③寒いトコでの作業なので、暖かい格好を。

【作業】

①まず、ダンパー側の調整ノブ類は全て“開放”方向に。BRAINのエフェクト、リバウンド等(-)の方向へ。

②エアのネガチャンバー側(多分ボトムケース下側)の気圧を下げる=80psi辺りに。エア圧下げる場合はサスポンプのリリースボタンを使って。

④ポジ側に加圧。具体的には100psiまで。これで0G(0G’)時の脚長が出るハズ。

③インジケータOリング(=エアチャンバー側のスタンチョンにある、赤いゴムの輪)をダストシール側に降ろす。

⑤ここでそっと乗車。スタンドをかけてる場合は外して。固定ローラーなら前輪下に当て木をして自転車を水平に。ハンドルにそっと手を掛け、通常のポジションに体を持ってきてSAG取ります。

⑥SAG値はまず18mmを指標に(90mmストロークの20%)この数値になるまで、ポンプで加圧又は減圧。結果何psiになったかメモ。

⑦下車してネガ側を加圧、ポジと同じ値で

⑧ダンパーのパラメータを調整、ストロークさせて「スッ」と返るくらい。「ポン」では弱く、「ニュ~っ」は効き過ぎ。多分そんなに強く掛ける必要はないかと。

・・・この辺りで乗ってみて、それでも「?」なら次の手を考えます。